USB 3.0がWi-Fiを狂わせたお話

雑記帖
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USB3.0はWi-Fiと電波干渉を起こす可能性大
市場には電波遮蔽が不十分な製品も多い
Wi-Fiは5GHz帯を使うと干渉しにくい

新しいMacBookが故障!?

昨夜から僕は24時間ほど困っていました。

買ってから2週間しか経っていないMacBook ProがWi-Fiにつながらなくなってしまったのです。

もっと正確に言えば、メニューバーに表示されたWi-Fiアイコンは接続状態を表しているのにネットに接続できなかったんです。

ネットが使えないパソコンはただの板…

ルーターを再起動したりAppleのサポートに電話をしたりしたのですが、そこでは解決しませんでした。

でも色々と試しているうちに、USBで接続した外付けSSDを外すとネットに接続できることに気付きました。

そう、今回のWi-Fiの不具合はUSB機器が原因。完全に盲点でした。

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犯人はダイソーのアダプター

具体的にはMacBook Pro本体と外付けSSDをつなぐ「USB A → Type-C変換アダプター(下写真、100円ショップ ダイソーで購入)」が犯人。

銀色と青色の2人が犯人でした

USB機器が無線LANに影響するの!?と驚くばかりですが、事実、USB 3.0は電波干渉を起こすんです。

また今日もひとつ頭がよくなった(気がする)ので、備忘録的にまとめてみます。

USB 3.0て?

そもそも、USB3.0とは何か?

端子部分に青い板が入っているのがUSB 3.0の規格に対応した製品

…と僕は素人思考で考えています(Apple製品は青くないけど)。

端子内に青い板がありますね!

従来のUSB規格より高速でデータ転送が行えるので、最近のパソコンには当たり前のように付いていますね。

そして、普通のUSBメモリとかを思い浮かべてもらえらばわかると思いますが、単体では変な電波を発生させる装置ではないはず。

なのに、USB 3.0規格の製品は通電して作動するだけで、Wi-Fi等で用いられている電波の周波数、2.4GHzと干渉する電磁波(ノイズ)を発生させてしまうようなのです。

大渋滞の2.4GHz帯

電波の詳しいコトはわからないんですが、とにかく現代社会で2.4GHzという周波数は大渋滞しているとのこと。

代表的なのはWi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)。この他に電子レンジもこれに近い周波数を使って食品を温めています。あと、ワイヤレスイヤホンや無線式マウスなどの接続にも使われているBluetoothも同じ周波帯。

こいつも2.4GHz帯を使います

つまり、2.4GHzの電波は目には見えないけど僕たちの自宅内で飛び交っているのです。

そして、いろんな機器が同じ周波数を使って動作するので混線してしまいます。特にデータ通信に用いるWi-FiとBluetoothは混線は大問題。

現状:粗悪な商品が出回ってる

この電磁波問題は商品にかかわらずケーブルだけでも発生してしまいます(じゃ、規格策定時に回避しとけ…と思うけどネ)。

これを防ぐためには製品内部で電磁波を遮断する構造(シールド)が必要なようですが、困ったことに世の中には十分な対策が施されていない商品が多く出回っているらしいんですよ。

僕のMacBook Proに不具合を生じさせたUSB変換アダプターも、分解しているサイトの写真を見る限りだと接合部分にシールドがなく、はんだ付けがむき出しになっているように見えます。

100均(ダイソー)で売ってたUSB Type-Cのケーブルやアダプタをたくさん分解してみた:ウェブ情報実験室 - Engadget Japanese
100均で売られているUSB充電ケーブルは、ラインナップが驚くほど充実していて、(怪しいものも含めて)数多くの製品が販売されています。USB Type-Cケーブルは昨年あたりから登場していますが、ふと気づくとそれだけでなくType-C関連の変換ケーブル・アダプタなども増えていました。そうなってくるときになるのは中身。実... Read Article

てか、それ以前に決められたUSB 3.0の仕様を守れていない商品が多く出回っているようです。中には名の知れたメーカー製品でも規格外の挙動をするものがあるようなので、もはや業界全体が混乱しているのではないか?とさえ思えてきます。

いろいろとネットで調べてみましたが、消費者にできることは透明で中が透けて見える商品を買うとか、買った後に分解して調べる程度のことしかないみたいですね。

…どうするんでしょうか、この状態。このままではUSB 3.0の粗悪品が規格全体の評価を下げてしまいかねません。

なんとかして快適に使える商品が普及することを願うばかりです。

とりあえず対策…

そもそも大混雑している周波帯で通信しようとするからトラブルが生じてしまいます。

だったら、通信する電波を引っ越すのも有効な対策のひとつです。

グレードの高いWi-Fiルーターには5GHzの周波数(IEEE 802.11a/ac)で電波を飛ばせるものがあります。とりあえず、我が家では近いうちにルーターを交換して5GHz帯へ移行予定。

だけど、外付けストレージを接続するにあたってUSB 3.0は必要。旧規格のUSB 2.0でもつなげることはできるけど、転送速度が遅すぎてストレージの役割を果たせませんからね。

外付けSSDとMacBook本体を接続する現状とは異なる方法は継続して考えていきたいと思います。

参考

USB3.0のノイズが2.4Ghz帯(Wi-Fi、Bluetooth)を乱すらしい|蹴茶

USB Type-C、USB3.0の問題を整理する、WiFi/Bluetoothの問題を解消しよう|Windows 高速化,EeePC,ネットブック カスタマイズ・改造・便利なオプション紹介

カスタマーレビュー by はんぺん|Amazon

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大将 (Taisho)

自由を手にした29歳。猫様の仕え人(お休み中)。
2017年4月3日~9月15日にHonda VTR250で47都道府県を走る。

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